漢方芍薬堂(赤穂郡上郡町) の日記
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佐用町の桜 1
2019.04.04
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昼食に訪れたお店の庭に咲いていた八重桜
桜は、観賞用だけでなく漢方薬にも用いられる樹木です。
中国では、薬として用いらていませんが、日本漢方では有名な処方に配合されています。
それは、紀州の華岡青洲が創薬した「十味敗毒湯」
十味敗毒湯には、桜皮(オウヒ)として解毒を目標に配合されています。
その時代の桜は、エドヒガンやヤマザクラを使っていたものと思われます。
現在、観賞用としてポピュラーなソメイヨシノは、江戸時代後期
エドヒガンとオオシマザクラを交配させたもので、全国各地でみられます。
漢方芍薬堂